着付けを美容院に頼む際、気をつけたい５つのポイント

卒園式、卒業式、成人式、結婚式など、着付けを美容院に頼むことは結構多いです。

特に成人式や卒園式、卒業式は、午前中からはじめるので、その前の早い朝の時間にメイクの時間を取っておかないと、当日なのにバタバタしてしまいます。

そこで今回は、着付けを美容院で頼む際、知っておいた方が良いポイントをまとめました。

特にはじめて頼む人にとって、お役に立つことを紹介いたします。

１、美容院までは、すっぴんで行く方がいい？

メイクは人それぞれです。自分で化粧なさる人もいらっしゃいます。その際は、いつもより派手さを心がけると上手くいくようです。

昔ながらの着物のメイクを自分でやるポイントは、基本的に、

１、切れ長の目はシャープに
２、肌の色は軽く白めに
３、眉はいつもより太く直線的に
４、１につながりますが、アイラインはしっかり描く
５、リップやグロスは、はっきりした色に

という感じになります。一つのイメージとしては、平安時代の雰囲気でしょうか。

色白、切れ長の目、太眉と言ったところですが、あくまでも一つのイメージなので、自分に合った雰囲気が良いと思います。

自分が理想とする着物の似合う芸能人やモデルのメイクアップした写真を集めておくのも良いかもしれませんね。

最近は、洋服の時とほぼ同じメイクをおこなう人も多くなりました。また昔と違い、和装も洋装も関係なくメイクされる人が多くなってきたのも事実です。

少しずつ昔ほど和装も洋装もメイクの違いがなくなってきたと考えるのが一般的なようです。

２、前が開いている服を着ていきましょう

着付けとともにヘアメイクも美容院でやってもらう場合、先にヘアメイクをされることがあります。

ですので、念のため、前開きの服を着ていくのが良いでしょう。

ヘアメイクを先にやった場合、セーターやトレーナーなど、かぶるタイプの服だと、髪やメイクが乱れたり崩れたりするからです。

３、時間は、どれくらいかかるの？

着付けの時間に関しましては、過去のエントリーで詳しく紹介しておりますので、参考になれば幸いです。

参考エントリー：着付けの時間は、結婚式や成人式など、イベントによって異なります

基本的に、着付けにかかる時間は、３０分程度です。メイクやヘアセットも、それぞれ３０分程度と見ていいと思います。

ただし、細かく要望を出す場合は、１時間かかることもありますので、事前に確認しておきましょう。

４、メイクの腕をそれとなく確認しましょう。

失礼な言い方をして申し訳ありませんが、美容院だからと言って、メイクの技術も完璧で、すべての要望に叶えられる、というわけではありません。

専属のメイクアップアーティストが在籍されているのなら話は別ですが、普段、美容院ではメイクはおこないませんので、どうしても技術や流行に関しては、劣る点があると思います。

特に和装の着付けを中心にしている美容院さんでは、現代のメイクの流行などは横に置いておいて、メイクをやっているところも多いです。

自分の好みとして、和装も洋装も関係なく、洋装のメイクをやって欲しい場合は、他の美容院をあたるか、もしくは、事前打ち合わせの際に、今までも着付けやメイクの写真を見せてもらうのが良いと思います。

５、苦しくならないコツはある？

はじめて着付けをしてもらう際、「少しきついかな」と思っても、その場で我慢してしまう人がいらっしゃいます。

あとで段々と苦しくなって、食事をしたりする際に気持ちが悪くなってしまうのです。

中には退席して吐いてしまう人もおられます。

そのようなことを避けるために、帯を締める時に、大きく息を吸って、そのまま息を止めた状態で締めてもらうと、あとで苦しくなりません。

着付けを頼むコツを、美容院のスタッフさんに聞いてみました。

今までの経験から、お客様にアドバイスしたいことはないですか？と美容院のスタッフさんに尋ねてみました。

美容院に着付けを頼まれた方に、聞いてみました。

まとめ

いかがでしょうか？

着付けを美容院に頼む際、当日にバタバタして準備することにならないよう、事前準備を心がけたいものです。

その際、まずは美容院に事前に訪れて、美容院がどんなところなのか知っておくだけでも、当日安心してまかせられるようになると思います。

時間が許すなら、事前打ち合わせを兼ねて、美容院を訪れてみましょう。

安心して当日を迎えられるように祈っております。